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2023年07月10日

リハーサルスタジオに行ってみよう!スタジオの使い方

はじめに リハーサルスタジオってどんなところ?

リハーサルスタジオは音楽・ダンス・演劇などのライブやイベント本番に向けたリハーサルを行うための施設です。

防音設備や音響設備を備えたスペースで、通称リハスタと呼ばれています。
思う存分音を出せる環境、広々としたスペースで実際に本番で行う動きも想定しながら練習することが可能です。

音楽スタジオでは、ギター・ベースアンプ、ドラムセット、PA機材などが常設され、いつでもすぐに音が出せる状態となっています。

■ リハーサルスタジオに行くまでの手順

それでは、実際に「リハーサルスタジオに行ってみよう!」となった際に必要な手順を解説していきます。



1) スタジオ選び



リハーサルスタジオは2帖ほどの個人練習専用のスタジオから、100帖を超えるような超大型スタジオまで幅広い規模感です。

基本的には「人数・機材量・練習内容」で決めるのがオススメです。
通常のバンド練習なら、

3人バンド→7帖以上

4人バンド→9帖以上

5人バンド→11帖以上

を目安にしつつ、鍵盤楽器などスペースをとる機材が入る際にはもう少し余裕を持たせると良いでしょう。



2) 予約



スタジオ選びが終わったらいざ予約!
スタジオノアの場合だと、予約方法は「店頭予約・電話予約・WEB予約」の3種類です。

WEB予約だと日時や部屋名などを指定して手軽に予約完了できますが、もし練習にあたっての心配事などがある場合は電話予約がオススメです。

もし「お目当てのスタジオが埋まってしまってる...」という場合でも、近い時間帯や広さなどの条件のスタジオをスタッフが提案してくれます。



3) 予約時の注意事項



まずは「日時・スタジオ名」を間違えないように予約することが重要です。
WEB予約だと最終確認画面が、電話・店頭予約だとスタッフが復唱確認をするので、見逃さない(聞き逃さない)ようにしましょう。

また、鍵盤楽器やギター本体、専用駐車場など、あらかじめ使う事がわかっているものについては忘れずに指定しておきましょう。

予約時間の変更・キャンセルをする場合、無料で対応してもらえる期間が決まっている場合が多く直前だと料金が発生する可能性もあります。
スケジュールの管理には注意が必要です。



■ 利用日当日の手順

当日、受付でスタッフに会員証を提示し、予約時間と名前を伝え、スタジオの場所を確認しましょう。
またWEB登録をしている方はスマホで会員カードを表示することもできます。

もし予約時間より早くついてしまってもロビーで待つことができるので待ち合わせの際は活用しましょう。

また、入室前に必要なレンタル機材やマイク、ケーブル類を借りましょう。
エフェクターのアダプターやスマホホルダーなども借りることができる場合が多いです。使ったことのない機材や、試してみたかった機材も借りられるかもしれません。

■ スタジオの使い方〜PA〜

リハスタにおいてマイクやキーボードの音、携帯音源などをスピーカーから鳴らすための設備がPA設備です。
スタジオ常設のミキサーにマイクなどを繋げて音量つまみやフェーダーを上げていくとスピーカーから音が出ます。

もし使い方が分からなければ、スタッフに聞くとすぐに解決します。困ったら頼りましょう!

■ スタジオの使い方〜アンプ〜

PA設備同様に、ギターやベースなどを繋げて、つまみを操作し音を出します。
音量つまみは最小にしておき、練習に必要な音量になるまで徐々に上げていきます。

イコライザーは、使い方が分からなければ全て12時の方向にセッティングすると、後から音の調整がしやすくなります。

■ スタジオの使い方〜ドラム〜

基本的にはすぐに叩き始められるような配置でセッティングされています。
ただ、ハイハットを開け閉めする部分と、スネアのスナッピー(響き線)が緩んでいるので、それぞれセッティングしなければなりません。

こちらも、使い方が分からなければスタッフに声をかけましょう。

■ スタジオ利用後の手順

練習後は、予約時間の終了までにスタジオ内の現状復帰を行う必要があります。

ただし、はじめのうちはどこに何があったか覚えていないことも多いでしょう。

その場合は店員さんが整頓してくれるので、まずは自分の機材を片付けましょう。

特にギターやベースなどは倒してしまわないよう、最初にしまうと良いでしょう。

スタジオ内に忘れ物をしてしまうと、次の方のリハーサルが始まっていて回収できない場合があります。
退室時、必ず全体を1度見渡して、持込機材などが残っていないか確認する習慣をつけると良いでしょう。

時間に余裕を持ったスケジューリングを心がけましょう。