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2019年09月09日

【スタジオHow To】真空管ギターアンプの魅力

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■ 真空管アンプの特徴

真空管アンプは別名『チューブアンプ』とも呼ばれています。
電気信号の増幅に真空管を使用することが最大の特徴ですが真空管独特の自然な歪みも特徴の1つです。
このため多くのミュージシャンが好んで使用しています。
その一方、、真空管には寿命があり、寿命が近くなると音が小さくなったり、歪まなくなるといった問題が生じますので定期的な真空管の交換も必要になります。

■ 真空管アンプとトランジスタアンプの違いは?

もっとも大きな違いは、電気信号の増幅方法といえるでしょう。
真空管アンプは増幅に真空管を使用するので 暖かくて柔らかな厚みのあるサウンドに、一方、トランジスタアンプは増幅にトランジスタを使用するため、冷たく硬いサウンドになります。


■ 真空管アンプの使い方

真空管アンプは精密で繊細なアンプのため取り扱いには注意が必要です。
真空管アンプの多くには電源スイッチのすぐ横にスタンバイスイッチを備えていますが、アンプの電源を入れる際は、横のスタンバイスイッチがスタンバイになっていることを確認して、電源スイッチをONにします。
この状態で真空管が適温に達するまで待ちましょう。
真空管が適温に達したところで(大体数分間)スタンバイスイッチをONにします。
そのあとはボリュームをあげて音を出しましょう。
休憩などの際はスタンバイスイッチをスタンバイにしておくことによって真空管を適温のまま保て、真空管の保護につながります

・Marshall Origin5

まずは、やっぱりマーシャルから。小型だからといって侮るなかれ、ビンテージマーシャルを踏襲しながらも、モダンなオーバードラウブサウンドが魅力の1台です。


・Fender Blues Junior


 小型チューブアンプの定番モデル。
 12インチスピーカーを搭載し音圧のあるサウンドが人気です。


・MATCHLESS Loghtning

高級ハンドワイヤーアンプの代名詞、マッチレスの小型チューブアンプ
 オールクラスA回路のオールチューブギターアンプ。


・ORANGE Roker15

オレンジのラインが何と言ってもおしゃれなオレンジアンプ。
 70年代ロックトーンが好きな人に特にオススメです。 
 Natural/Dirtyの2CH仕様にエフェクトループも搭載しています。
 

・VOX AC15

レトロな見た目とVOX伝統のブーストサウンドが気軽に楽しめるモデル。
 VOX特有のきらびやかなクリーントーンから、音圧感が気持ちいオーバードライブサウンドまで幅広くカバーしています。


  -終わりに
真空管アンプは、メンテナンスのコストや取り扱いに注意が必要など、少し敷居が高いアンプと思っている人もいるかもしれません。

しかし、基本的な知識をつけて、正しい扱いをすればトランジスタアンプと大差なく、使用することができるでしょう。
真空管アンプをまだ使ったことのない人は、ぜひ一度真空管特有の太くて温かみのあるサウンドを体感してみてはいかがでしょうか。