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2020年01月16日

【スタジオHow To】バンド練習を録音してみよう―その1

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■ スタジオ録音がオススメな理由

リハーサルスタジオでの録音は自宅などとは違い、防音がしっかりされているので、外部からの音の干渉を気にせず、クリアな音質で録音が可能な事です。
また、リハーサルスタジオで録音をする場合は、出来るだけ隣の部屋との干渉が少ない部屋を選ぶようにするとより良いでしょう。


■ スタジオでの録音のやり方

(1) LINE録音

ミキサーに入力されたMIC信号や鍵盤の信号をミキサー内でMIXしてメディアに録音する方法で、ノイズもなく、音質的には良音で録音が可能です。
ほとんどのギターアンプやベースアンプにもダイレクトアウトなどという名称でLINE録音ができる端子が付いています。


(2) エア撮り

スピーカーからの出音や楽器自体からの出音を天井に吊ってあるマイクで録音する方法で、一番簡単にできる録音方法ですが、音質はイマイチ。
あくまでもリハーサルの確認用に使いのがおすすめです。


(3) 一発録り と バラ録り

・一発録り
いわいる『せー〜の』で各楽器が同時に演奏したものを録音する方法で、リハーサルスタジオでの録音方法で一番手軽な手法です。普段のリハーサルやライブと演奏環境は近いものですが、基本的には出音がそのまま録音されるため、バランスや後からの修正はできません。要するにやり直しがきかないと言う事ですね!


・バラ録り
 バラ録りとはそれぞれのパートを別々に録音していく手法で、
 俗に言うレコーディングとは一般的にこの方法をさします。
 バラ録りの最大のメリットはなんといっても録音後に音の補正やバランス調整ができる事でしょう。
やり直しも時間の許す限りできてしまう反面、一発どりに比べ、
グルーブが出にくいなんて事もあったりします。
ただ、ある程度しっかりとした音源を作りたい場合はやはりバラ録りがおすすめです。


 
 

 -終わりに

   バンド練習の録音は、自分たちの演奏を確認するためにもとても大事な事ですので、練習毎に録音するくらいでも良いでしょう。
自分たちの演奏を確認する事でバンド自体のレベルアップにもつながるでしょう!
確認用に録音、宣伝用の音源録音など、リハーサルスタジオでの録音は、
用途、目的に合わせて自分たちにあった録音方法を選ぶようにしましょう。