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音楽コラム集

【スタジオマンが教える豆知識】ギターアンプの背面入出力を使いこなそう!

2026.08.13

皆さんがスタジオを使う時、ギターアンプの後ろはご覧になったことはあるでしょうか?

普通に音を出すだけであれば触れることのない場所ですが、機能を知っておくと利用の幅が大きく広がるかもしれません。

今回はスタジオノアに多く常設している「Marshall JCM900」「Roland JC-120」の裏側を紹介します!

 

画像①.jpg

 

まずは言わずと知れた音楽スタジオの定番アンプ、JC-120の裏側を紹介します。

 

画像②.jpg

 

画像左から

LINE OUT

CH-2 EFFECT LOOP

FOOT SWITCH

の機能が搭載されております。

 

LINE OUT

こちらは文字通りJC-120の音をLINE出力することができます。

アンプで音を出しながら、PA機器への接続やLINE入力でのレコーディングに使用できます。

モノラルで接続する際は、RではなくL/MONOに接続しないと出力されませんのでご注意ください。

 

CH-2 EFFECT LOOP

空間系エフェクターなどを接続する際のセンドリターン接続にて使用する場所となっております。

4つのセクションに分かれていますので左から順にご紹介します。

 ・RETURN

外部エフェクターから出力された信号を入力する場所です。

後述のSENDから外部エフェクターを通し、戻ってきた信号を入力します。

マルチエフェクターなどのアンプシミュレーターの機能を使用した際に、RETURNから入力して使うこともあります。

 ・LEVEL

エフェクトループの音量を切り替えることができます。

通常は-20dBmで使用しますが、入出力レベルが高い場合には+4dBmを使用します。

 ・SEND

アンプからのドライの音(エフェクトがかかっていない音)を出力します。

 ・LOOP

SERIESPARALLELの切り替えスイッチです。

PARALLELRETURNに入力されたエフェクト音とアンプのドライの音がミックスされます。

SERIESはミックスされず、RETURNに入力された音のみをスピーカーで鳴らします。

通常はSERIESで使用します。

 

FOOT SWITCH

FS-5Uなどのフットスイッチを使用すると、CHORUS/VIBRATO, REVERB, DISTORTIONのオンオフを切り替えることができます。

あまり使われることがないため、スタジオノアでレンタルしたい場合は事前にお問い合わせください。

 

いかがでしょうか?

JC-120LINE OUTFOOT SWITCHの機能があることを初めて知った方もいるのではないでしょうか?

スタジオをご利用いただく際に是非ご活用ください。

続いてMarshall JCM900の裏側をご紹介します。

 

画像③.jpg

画像④.jpg

 

こちらは左から

EFFECTS

LINE OUTPUT

POWER LEVEL OUTPUT

の機能がございます。

 

EFFECTS

JC-120にもあったセンドリターンの機能で利用する場所です。

左から順に

LOOP LEVEL

SEND

RETURN

の部位に分かれており、LOOP LEVELの調整で出力の高い機材でも調整が可能です。

また、JCM900のセンドリターンはJC-120と違い、フロント側のマスターのボリュームノブが有効となっておりますので、アンプ側でも柔軟な音量調整が可能です。

 

LINE OUTPUT

アンプサウンドをPA機器などに出力する際に使う場所となっており

RECORDING COMPENSTATED

DIRECT

の2種類ございます。

DIRECTは後段にキャビネットやパワーアンプを接続することを想定しており、RECORDING COMPENSTATEDはミキサーやオーディオインターフェースに直接出力することを想定したアウトプットとなっております。

これらのLINEに接続してもスピーカーアウトは有効ですので、キャビネットから音を出すかダミーロード等の接続を行ってください。

 

POWER LEVEL OUTPUT

こちらはいわゆるスピーカーアウトのセクションでスイッチ部分で抵抗値の調整が可能です。

スタジオノアでは16Ωでの使用を推奨しており、常設アンプもレンタルも基本16Ωでご用意しております。

抵抗値を変更する場合はキャビネット側の差し口等を確認し、アンプ側はIMPEDANCE SELECTMODEのスイッチを変更しましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回はスタジオノアで常設していることが多い2つのアンプをご紹介しましたが、他のアンプもチェックしてみると更に音作りの選択肢が増やせるかもしれません。

ぜひアンプを活用して自分の納得するサウンドを作ってみましょう!