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2021年07月27日

DJを始めたい!基本の機材と練習場所|サウンドスタジオノア

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-はじめに

 リハーサルスタジオで扱っている楽器・機材は様々ですが、実はDJ機材も取り扱いがあるお店が多く存在します。
 ギターやベース、ドラムに馴染みはあっても、DJ機材は分からない! という方もいるのではないでしょうか?
 今回はそんなDJ機材について触れていきます。


■ DJとは

 DJとは「Disk Jockey」の略で、聴衆に聴かせる曲を選び流す人のことを意味します。
 ラジオDJのように元の音源をそのまま流す場合と、クラブDJのように元の音源にアレンジを加えながら複数の曲をミックスして流す場合があります。
 一般的にDJという言葉を用いる際、後者のような形態が殆どになります。


■ DJに必要な機材選び

(1) アナログDJの場合

 アナログDJはレコード盤をレコードプレーヤー(ターンテーブル)にセットし、音源を流すような方法です。
 アナログのレコードならではの音の温かみが得られ、DJプレイの原点ともいえる方法ですが、CDJやPCDJなどの方法が普及した今なお多くのプレーヤーに人気の方法です。
 必要な機材はターンテーブル、ミキサー、針、レコード盤となります。
 ターンテーブルは、モーターの回転により直接テーブルが回転する「ダイレクトドライブ」型が、DJプレイには好ましいです。


(2) CDJの場合

 CDJを使用する場合、CDスロットやUSBスロットからデジタルの音源を読み込み、DJプレイに使用します。
 現在、クラブなどで最も普及しており、定番の方法と言えます。
必要な機材はCDJ、ミキサー、CDやUSBに入った音源データです。


(3) PCDJの場合

 流す曲をすぐに探して流せる、大量の楽曲を管理して持ち運べるという利点から近年人気なのが、PCDJです。
 PCでDJソフトを立ち上げ、DJコントローラーを使用してDJプレイをします。
必要な機材はPC、DJコントローラー、音源データです。


■ 練習場所にはスタジオが便利

 DJ練習は、アプリを使った練習方法や実際にCDJなどの機材を所有している場合だと家でも可能ですが、ワンランク上の練習をしたい場合はスタジオが便利です。
スタジオ内の音響はバンドなど大音量の再生にも耐えうるシステムとなっており、音場設計も迫力の重低音を体感できるものとなっています。
 しっかりと曲のビートを感じながら、充実した練習が可能です。
 また、レンタル可能な機材も、PioneerのCDJ2000NXS2やDJM900NXSなど、クラブなどでの定番機種、業界標準と言えるような機材を取り扱っています。

-終わりに

今回はさまざまなDJスタイルや使用機材について解説しました。
家でできるお手軽な練習や、スタジオでの本格的な練習を繰り返しながら、腕を磨くと良いでしょう!