SEARCH

閉じる

NOAH NEWS|都立大店

【都立大店】機材紹介 TUBE-TECH CL1B コンプレッサー

2026.04.09

サウンドスタジオノア都立大店のREC STUDIOは、機材のラインナップ・広さともにスタジオノア最高クオリティ。今回は、お客様から大人気のコンプレッサー TUBE-TECH CL 1B を紹介します。

 

画像01.JPG

 

こちら、世界中のプロフェッショナル・レコーディングスタジオで愛用されている名機CL 1B。その人気はすさまじく、記事執筆時点(20263月)で日本国内の納期はなんと3年。高価なこともあり、滅多にお目にかかれない貴重な機材です。

 

その役割は、ずばりコンプレッサー。音量の大きい部分と小さい部分の差を小さくし、細かなニュアンスまで聴きやすくしてくれます。当スタジオでは主にボーカルレコーディングで使用されており、録音と同時にコンプレッサーを効かせる「かけ録り」をされるお客様が多くいらっしゃいます。

 

画像02.png

 

しかし!

宅録・DTM経験のある方ならお分かりいただけるでしょう...

コンプをかけるのって、難しいですよね?

設定のほんのわずかな違いで違和感のある音になってしまったり、そもそもたくさんあるパラメーターの意味がよく分からなかったり...

録り直しがきかないレコーディングでコンプレッサーをかけながら録るのはリスキーで嫌だという方も多いのではないでしょうか。

 

画像03.JPG

 

そんなあなたにオススメなのが、「コンプはかけないけれど信号をCL 1Bに通す」という使い方。

 

コンプレッサーをかけないのにコンプレッサーに音を送るのは不思議に思えるかもしれませんが、実はCL 1Bにはチューブ(真空管)が搭載されており、そこに信号を通すだけでガラッと音が変わるんです。

 

プロのエンジニアがレコーディング・ミキシングを行う際には、そのコンプレッサーがどのような効き方をしてくれるかだけではなく、音を通すことでどのようなトーンに変化してくれるかも考えながら使用機材を選んでいます。

 

画像04.JPG

 

CL 1Bのようなチューブが使われているアナログ機材を通すと、音が太く、あたたかくなり、ミックスに埋もれない適度な密度感と人間味のある温度感を与えてくれます。

 

というわけで今回は、全く同じボーカルをCL 1Bに通したときと通さなかったときで音にどのような違いが出るのか、検証していきたいと思います。

 

まずは百聞は一聴にしかず、詳しい手順は後ほど解説しますので、比較音源をお聴きください。ヘッドホン、イヤホンなどできるだけ「良い」環境でお聴きいただくと違いがより分かりやすくなります。

 

音源1.wav

音源2.wav

 

いかがでしょうか。

 

印象を誘導してしまわないようあえて筆者の感想は述べませんが、違いは感じていただけましたか?

それでは、具体的な検証方法を解説していきます!

 

画像05.JPG

 

検証に使ったのは、当スタジオ常設の Neumann(ノイマン)U 87 Ai というコンデンサーマイク(レンタル代:\990/h)。スタジオ定番で、クセのないバランスと圧倒的な解像度が特徴です。

 

今回は、同時に2つの回線に音を送るため2本並べてセッティングしました。

 

画像06.JPG

 

余談ですが、BoothControl RoomともにLED照明が設備されています。楽曲の世界観に合わせた色に設定することで、より没入してパフォーマンスを発揮していただくことができます。

 

画像07.JPG

画像08.JPG

 

配線は、Control Room側のパッチ盤で行います。初めての方にも分かりやすいようマニュアルを用意しておりますが、ご自身で行うのが難しい場合は「Rec サポートプラン」(\1,100/1回)をご利用ください。DAWに音が来てレコーディングを開始できるところまでスタッフがサポートいたします。

 

画像09.JPG

 

当スタジオでは、常設のMacPro Toolsをお使いいただくか(レンタル代:\1,100/h)、お持ち込みのコンピューターをお使いいただくかをお選びいただけます。今回は、常設のPro Toolsを使用しました。

 

まずは信号をマイクプリアンプに通してゲインを上げます。

 

 

画像10.JPG

 

常設のSSL PURE DRIVE QUAD を使用して両方のマイクからの信号に全く同じ設定を適用し、片方は直接Pro Toolsに、もう片方はCL 1Bを通してからPro Toolsに送りました。

 

画像11.JPG

 

CL 1Bの設定は、コンプレッサーが働かないようThresholdoffにしました。

 

アウトプット音量を決定するGainは、CL 1Bを通しただけで音圧感が増したため、基準値の0より僅かに下げて聴感上の音量が増減しないように調整しました。

 

画像12.png

 

その結果録音できたのが先ほどお聴きいただいた2つの音源です。こちらに、少しテンポが早めの別バージョンもお載せします。

 

音源3.wav

音源4.wav

 

いかがでしょうか。

実際のレコーディングで試してみたい方は、ぜひ都立大店のREC STUDIOにお越しください!

初回ご利用時はお電話にてご予約を承っておりますので、都立大店へお電話ください。

 

また、ご自身で操作するのが不安、できるだけハイクオリティで録音したい、という方は、スタジオノアのプロフェッショナル・レコーディングスタジオ「サウンドアーツ」よりエンジニア派遣をご利用いただくこともできます。

ご利用の方は、下記へご連絡ください。

03-5731-2111

 

皆様の幸せなレコーディングライフを心より応援しています!

 

 

サウンドスタジオノア 都立大店

TEL:03-3725-0010

URL:https://www.studionoah.jp/toritsudai/

X(旧Twitter):https://twitter.com/NoahToritsudai

Instagram:https://www.instagram.com/noahtoritsudai/

Facebook:https://www.facebook.com/noahtoritsudai/