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音楽コラム集

【スタジオマンが教える豆知識vol.18】音が変わる?マイクの持ち方

2023.06.14

普段のカラオケやライブ等で歌っている時にマイクの持ち方をこだわっていますでしょうか?

マイクの持ち方1つでハウリングが起きにくくなったり、スピーカーから出る音が明るくなったりします。

持ち方は人それぞれで、基本的に間違った持ち方と言うものはありませんが、一般的なボーカルのマイクの持ち方が下記の写真です。

※オーソドックスなダイナミックマイクSHURE SM58での場合。

写真1 (3).jpg

ポイント↓

・マイクは口から約拳一つ分空けて口の正面に持ってくる。

・マイクは真ん中付近を持つ。

このポイントを意識するだけでかなり音が変わります。

そしてマイクには近接効果というものがあり、マイクを口に近づければ近づけるほど低音が強調して収音してしまいます。

写真2 (3).jpg

ライブ等でよく使用されるダイナミックマイクのSM58だと、マイクのグリルの部分を持つとハウリングを起こしてしまったり、口に対して水平に持ってしまったりすると、音を全く拾いません。

しかし、ラップをする方やヒューマンビートボックス(ボイスパーカッション)をする方、ロックバンド、メタルバンドのボーカルの方などは下記のような常識を覆す持ち方をされています。

特例の持ち方1

ヒューマンビートボックス(ボイスパーカッション)


写真3 (3).jpg

完全に口を覆い隠しマイクの近接効果を利用して低音も意図的に出します。

そしてビートボックスの中でもかなりマイキングの種類があります。

鼻から音を出したい時は人差し指を立てたり、使っていない方の手を覆い被せたりします。

しかし、この持ち方はかなりハウリングしやすいので足元のスピーカーに近づき過ぎないようにする事が必要です。

特例の持ち方2

ロックバンド、メタルバンド

写真5 (1).jpg

ビートボックスと同じようにマイクグリルを手で覆ったり、両手で鷲掴みするように持ったりします。

見た目がカッコよく、まさにロックという感じがします。

このように綺麗に収音できて、ハウリングも起こしにくいというメリットのある持ち方は存在しますが、特例の持ち方が間違っているという事ではありません。

マイクをより指向性の狭い物を使用するか、ハウリングに細心の注意を払いライブで大きいハウリングを起こさないように意識すれば全く問題ありません。

みなさんも音が良く、見た目もかっこいい持ち方を研究してみて下さい!