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音楽コラム集

【スタジオマンが教える豆知識 vol.23】歪み系エフェクターを使いこなそう!

2023.11.08

ギタリストに欠かせないアイテム "エフェクター" 。
エフェクターとは、ギターとアンプの間に繋ぐことで音色を変えることができる機材のことを言います。
エフェクターにはスイッチがあり、そのスイッチを足で踏んでON/OFFの切り替えをすることで、自分の好きなタイミングで音色を変えることができます。

単に音をカッコよくしたい! という願望だけでなく、ギターソロのときだけ音色を変えて目立たせたい、AメロとBメロで音色を変えたいなど、場面で使い分けたいという願望にも応えてくれるのがこの"エフェクター"です。
しかし、ギターを始めて間もないころは、エフェクターにどんな種類や特徴があるのか分からない方も多くいるのではないでしょうか。

そこで今回は、エフェクターの中でも特に使用されることの多い「歪み系」エフェクターの種類と特徴を紹介します。

歪み系エフェクターの種類

・オーバードライブ(Over Drive)
・ディストーション(Distortion)
・ファズ(Fuzz)

歪み系は、大きく分けてこの3つの種類があります。違いは歪みのかかり具合です。
オーバードライブ→ディストーション→ファズの順で歪みの強さが上がっていきます。
歪みが弱いオーバードライブは音色を変えるだけでなく、ブースターとしても利用する方も多いエフェクターです。ディストーションはより強く歪み、歪みのレンジも広いため幅広いジャンルに対応できます。ファズは、さらに歪みが強くなり、潰れたようなサウンドが特徴的です。
それぞれの種類の特徴もわかったところで、ここからはそれぞれ定番のエフェクターを紹介します!

Over Driveのエフェクター

BOSS SUPER Over Drive

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エフェクターの定番メーカーBOSSから発売されているこちらは温かみある歪みが特徴です。王道のロックサウンドが作り出すことができ、幅広いジャンルで使用できます。
用途として、常に踏みっぱなしで使用するほか、ギターソロで音を目立たせるブースターとしても使えます。
初心者の方で、ロック系を弾きたい! という方におすすめです。

BOSS Blues Driver

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クリーンなサウンドから歪みのあるサウンドまで幅広い音色作りが可能な万能エフェクター。
名の通りブルースが好みな方はもちろん、GAINを上げれば歪みが出るため、ロック系を弾きたい方でもおすすめです。

Fulltone OCD

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太く硬めのサウンドが特徴のエフェクター。
アンプ側で歪ませたような音色を出すことができ、ハイピーク(HP)とローピーク(LP)のスイッチでサウンドを変えることができます。

Distortionのエフェクター

BOSS Distortion

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最初に紹介したオーバードライブより歪みが激しいのが特徴です。
ですが、他のディストーションエフェクターと比べると柔らかく優しい歪み方をします。
オーバードライブでは物足りないが、ファズまでは行き過ぎ...という方におすすめです。

MXR distortion+

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世界で初めてディストーションとして発売されたエフェクター。
ジャリジャリとしたサウンドが特徴でBOSSのディストーション同様少し大人しめな歪み方をします。
ロック系の中でもハードロックが好きな方におすすめです。

Proco Rat

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低音が強く太めのサウンドが特徴のエフェクター。
歪ませるほどに音が太くなりファズ寄りのサウンドに近づけられるので、ハードロックだけでなくメタルにもおすすめです。

Fuzzのエフェクター

BOSS Fuzz

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荒々しく潰れたようなサウンドが特徴のエフェクター。
ヴィンテージとモダンの2つのモードがあり、ヴィンテージモードは、ライトで煌びやかなファズサウンド、モダンモードはダークで太めのファズサウンドとなっています。
ファズの中でも様々な音色を楽しみたい方におすすめです。

Electro Harmonix Big Muff

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潰れきったファズサウンドからディストーションのような歪みまで出すことができ、幅広い音色作りが可能なエフェクター。
低音が強く、バリバリとしたファズらしいサウンドが特徴です。
癖もなくシンプルなファズサウンドを楽しみたい方におすすめです。

いかがでしたか?
サウンドスタジオNOAHでは、今回紹介したもの以外にもさまざまなエフェクターがレンタルできます!
楽器屋と違い、スタジオでは大音量で演奏することができるので、ちょっと試してみたい...というときにもおすすめです。
自分だけのお気に入りのエフェクターを見つけ、ギターライフをエンジョイしましょう!!