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2020年02月19日

【スタジオHow To】バンド練習をしよう!リハーサルスタジオってどんなところ?|サウンドスタジオNOAH

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■ 音楽スタジオ(リハーサルスタジオ)って?

音楽スタジオ(リハーサルスタジオ)は防音設備や音響設備を備えたスペースで、通称リハスタと呼ばれています。主にはミュージシャンが利用していますが、ダンスや演劇の練習などで利用することもできます。
音楽、芸能関係の練習は騒音の問題など自宅や近所の公園ではできる範囲に限界があると思いますが、リハスタがあることで練習スペースを確保することができますね。また歌ってみた、叩いてみたなどの動画撮影などで利用することもできます。撮影する際は事前に申請が必要なこともありますので確認しておきましょう。


■ 音楽スタジオには何が置いてあるの?

基本的にはPA機材(マイクをつなげたり、BGMを流したりする装置)、アンプ、ドラムセットなどバンド演奏に使う機材が置いてあります。小さなブースのようなスタジオは機材が入っていない場合もあるので予約時に確認すると良いでしょう。
また、マイクや各種スタンドの貸し出しもあるので必要に応じて予約しましょう。
多くのスタジオには鏡がついています。ステージでのパフォーマンスを想定した練習が必要であれば、鏡の位置を確認しておきましょう。


■ 音楽スタジオを使うメリット

(1) 大音量で演奏できる

ボーカルの練習をしたくても家では大声で歌えません。
ドラムなんて叩いた日には家から追い出されてしまうでしょう。
ギターやベースならヘッドホンで練習できると思っても、家で作ったアンプの音が低音量だと思った音と違う。なんてことはよくある話です。
実際のステージと同じ音量で練習することはとても大事なことです。大音量で練習できるリハスタはやはり利用するべきですね。


(2) 機材の使い方を学べる

リハスタにはライブハウスにある機材と同じもの、もしくはそれに近い機材が置いてあるので、本番に近い環境で音作りやセッティングを研究することができます。
また、楽器屋では出せないような大音量で機材を試すこともできます。
基本的には定番の機材が置いてありますが店舗によっては珍しい機材や発売されたばかりの機材が置いてある場合があり、憧れのミュージシャンと同じ機材を試すことも!積極的に使ってみましょう。
もしスタジオの機材をもっと詳しく知りたくなったらスタッフを頼ってみましょう。ジャンルやプレイスタイルに合ったセッティングを提案してもらえるかもしれません。


(3) 他のバンドの人と交流がもてる

リハスタには多くのバンドマンが集います。過去に対バンしたバンドにばったり出くわすことも。交流次第では次のライブに呼ばれるきっかけになるかもしれません。またこれからバンドを始めたい人向けにメンバー募集の掲示があったりします。


■ 部屋の大きさや料金はどれくらい?スタジオの選び方!

リハスタには3帖くらいの小さめのブースから100帖近い部屋もありますので選ぶ際は
・人数
・持ち込む機材の量
・練習内容

によって決めると良いでしょう。
通常のバンド練習なら3人バンドは8帖以上、4人バンドは9帖以上、5人バンドは10帖以上を目安にすると良いでしょう。マイクやキーボード用にスタンドを立てる場合は意外とスペースを使うので広めの部屋を選びましょう。


気をつけなくてはいけない点としては、スタジオ内にはアンプやドラムセットが入っているため、帖数よりも自由に使えるスペースは狭くなるということ。アコースティック編成での練習やダンス、振付の練習の際は少し余裕を持った大きさを選びましょう。
また本番前のリハーサルは本番のステージに似た構成の部屋を選ぶことをオススメします。
料金はスタジオの大きさと時間帯によって変わってきますが、1時間あたり1000円〜6,000円程度です。メンバーで割り勘することが多いと思いますので、一人当たりの金額を把握しておくと良いでしょう。パック料金が適応される時間帯もあります。長時間の練習の場合はぜひ検討してみましょう。


■ 基本的には予約制!

急遽思い立ってフラっと利用することも可能ですが、スタジオが埋まっていて練習できない場合もあります。リハーサル当日にスタジオが空いていない!なんてことにならないよう、あらかじめバンドメンバーとスケジュールを合わせて予約しておきましょう。
予約時間の変更・キャンセルをする場合、無料で対応してもらえる期間が決まっている場合が多く直前だと料金が発生する可能性もあります。スケジュールの管理には気をつけましょう。
また、最近は予約をネットからできるスタジオが多くなっています。空いている時間でさっと予約できるネット予約は便利ですが、直前の予約や使い方について確認したいことがある場合は電話で問い合わせてみましょう。


■ 恥ずかしがらなくても大丈夫!1人でも使える

ミュージシャンたるもの人の目など気にするな!と言いたいところですが何かと人の目が気になるご時世です。なかなか一人で利用するのは気が引けてしまう方も多いかと思います。
でも実は一人で練習しにスタジオに来る人は大勢います。一人利用向けの個人練習という料金設定も用意されています。
初めてでどうやって使えば良いかわからない場合もスタッフが丁寧に説明してくれます。
まずは使ってみましょう。下見がてら見学することもできます。


  -終わりに

   音楽活動をする上で欠かせない音楽スタジオですから、自分にあったスタジオの使い方を見つけましょう。スタジオを使えば誰でもアーティストです!