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楽器NEWS|新製品情報

日本初の音楽制作コミュニケーションツール「Co-Writing Studio」リリース グループでの音楽制作をスムーズに

2018.12.04

作曲から編曲に至るまで、ミュージシャンが音楽制作を行うのも、今や当たり前のように手のひらの端末1つで簡単にできてしまう。 そして、複数人で制作を行う場合には、メンバー間での情報共有のためのチャット機能、意見交換や完成したデータのアップロードなどのコミュニケーション機能が必要不可欠になってくる。 数あるデータ共有アプリが混在する今、"音楽制作コミュニケーション"に特化したアプリ「Co-Writing Studio」が株式会社クレオフーガからリリースされた。   【Co-Writing Studio】 アプリの名称に入っているCo-Writing(コーライティング)とは、メロディ、トラック、編曲、歌詞、仮歌など、各クリエイターが得意分野を活かして共同で音楽制作を行う手法のこと。 欧米では広く取り入れられている制作手法であり、日本でもプロの作曲家を中心に広まってきている。 今後の音楽制作シーンで新たに求められるであろうニーズに応えるのが、この【Co-Writing Studio】なのだ。   ■音楽制作における従来のコミュニケーション課題を改善 では、このアプリ、従来のコミュニケーションアプリと何が違うのか? これまで、バンドや音楽サークルなど複数人数で音楽制作を行う場面において、意見交換・連絡のために「チャットツール」を、音楽データ共有のために「データ共有ツール」を、別々に利用する必要があった。 また、チャットツール内でデータ共有が可能な場合にも、多くの音楽データとテキストが混在し、タイムライン上で流れてしまうために、複数の案件を同時進行するうえで問題が起きていた。 そんな中、Co-Writing Studioでは、団体やバンドなどの所属を示す「グループ」と、制作楽曲やイベントなどの案件を示す「プロジェクト」の設定を行うことで、同グループ内で複数の案件を同時に進めることが可能になった。     もちろんグループ内のやり取りは非公開設定となっており、作品の公表前に関係者のみで情報を共有する場面において、安全に利用することができる。 ほかにも、音楽データの再生をしながらのチャット利用に対応していたり、大切なコメントを保存できる「ピンどめ」機能を実装。 インストール直後のチュートリアルも丁寧で、操作も簡単。 さまざまな年代のクリエイターに寄り添った機能面を見せている。     事実、2018年10月時点でユーザー数800、ファイルアップロード数19,000を突破し、音楽制作の過程で多くのデータのやり取りが発生している。 CWSは、プロのミュージシャンから趣味の音楽活動を行うユーザーまで、グループで音楽データを取り扱うすべての方々が活用できるツールとなっているのだ。 現在は、無料でインストールが可能で、誰でも使うことができる。 今の音楽制作ツールに満足できていないクリエイターは、一度試してみてもいいのではないだろうか。   Co-Writing Studio公式HP https://cowritingstudio.com/