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楽器NEWS|新製品情報

【新製品情報】Fairfield Circuitryからコーラスペダルが登場!

2018.09.16

 

〜新感覚の空間系ペダル!〜

  Fairfield Circuitry Shallow Waterは、今まで聞いたことのないようなコーラスエフェクトを作ることができるペダルです。 Shallow Waterのエッセンスは不確かで浅く、ノスタルジックなキャラクターです。 アナログBBDにより作られる短いディレイから成る、典型的なアナログコーラス/ヴィブラート回路の周囲に作られた効果です。例えば、そのディレイタイムを可変すればヴィブラートと呼ばれるピッチ変調を作ります。原音とディレイシグナルをミックスすればコーラスと呼ばれるコムフィルタを作ります。 Shallow Waterは、これらの典型的な回路とは異なっています。最も大きな違いはディレイタイムがランダムに変調され、リカバリフィルターがインプットシグナルに対してどのように動作するかです。 これらの違いが、Shallow Waterをただのコーラス/ヴィブラートペダルとは別のものとしています。 ●疑似ランダムジェネレーター モジュレーションのランダムクオリティはマイクロコントローラのシンプルなプログラムから始まります。それはランダムボルテージのステップに近く、ランダムなインターバルで分割されます。RATEコントロールがこのインターバルの範囲を調整します。 ●インテグレーターとデプス これらのランダムステップボルテージはフィルター/インテグレーターにより処理され、ステップが次の値になる際の勾配を制御します。DAMPコントロールを上げると、ランダムステップは遅く、鈍くなります。下げれば鋭く、唐突になります。 DEPTHコントロールはインプットシグナルのディレイをモジュレートするための量を調整します。RATE、DAMP、DEPTはそれぞれ強い相互作用があります。 ●エンベロープフォロワーとリカバリフィルター インプットシグナルがディレイラインを通過する際、BBDにより生成されるノイズ成分を除去するためにリカバリフィルターとゲートが必要となります。そのため、インプットシグナルのエンベロープをフォローし、ローパスフィルタの周波数を変調します。LPGコントロールによりエンベロープの量を調整し、リカバリフィルターの動きの素早さを調整できます。   ●コントロール ・RATE RATEコントロールはランダムなピッチ変調を起こすタイムインターバルの範囲を調整します。範囲はナーバスからワイドまで、広く調整することができます。RATEとDAMPを高く設定すると変調の効果が薄れて聞こえますが、それで正常です。RATEととDAMPコントロール間には相互作用があり、様々な設定を試すことで多くの効果を作ることができます。 ・DAMP DAMPコントロールはモジュレートシグナルのスロープを調整します。最小に設定するとピッチモジュレーションはすばやく唐突になり、、モジュレーションボルテージのランダムチェンジが瞬間的に起こります。 DAMPを上げると変調が柔らかくなります。高く設定するとその可変は遅くなり、ピッチモジュレーションを知覚できないほどになります。音の変化を聞き取るには、ドライシグナルを多少ミックスする必要があります。そして、DAMPを上げてドライシグナルをミックスした設定はコーラスエフェクトに近くなります。 ・DEPTH DEPTHノブはモジュレーションの強さを調整します。RATE、DAMP、DEPTHコントロールはそれぞれ相互作用があります。DEPTHはモジュレーションの味わいの強さを調整できます。 ・LPG LPGコントロールはローパスフィルターとゲート回路に送られるエンベロープフォロワーの調整です。低く設定すると音は暗くなり、サステインが少なくなります。高く設定すると音が明るく、サステインも長くなりますが、設定によりBBDが生成したノイズが出力される場合もあります。 ・MIX ドライシグナルとウェットシグナルのミックスです。フルウェット(時計回り最大)ではヴィブラートのようなトーンになり、そこから反時計回りにドライを足していくことでコーラスライクなトーンになります。 ・VOLUME アウトプットボリュームを調整します。12時付近でユニティゲインとなります。Fairfield Circuitryでは5時付近がビールの時間です。 ●内部コントロール ・BOOSTとPAD インプットステージにはインプットシグナルレベルとインピーダンスをマッチさせるための2つのジャンパがあります。デフォルトではBOOSTがON、PADがOFFとなります。これはハイインピーダンスで出力の小さなエレキギターのような楽器向けのセッティングです。音が歪んでしまう場合はBOOSTジャンパをOFFポジションにすることで、全体のゲインを6dB程度減衰できます。シグナルソースがラインレベルの場合、PADをONポジションにします。さらに6dBのゲインリダクションをかけることができ、インプットインピーダンスを1/10に下げることができます。 ・LPG ADJUST リカバリフィルターの最小周波数を調整します。 シグナルに対する応答性を調整することができ、下げるとローパスフィルタが強調され、センシティビティのスレッショルドが上昇します。 このトリムポットを調整する際は、MIXをフルウェットに、LPG、DEPTHを最小にし、ペダルをONにして音を聞き、リカバリフィルターの動きを聞きながら行います。 トリムポットはとてもセンシティブなため、調整は慎重に行い、最小限の設定に抑えます。調整を行ったら、LPGを上げ、インプットシグナルに対するエンベロープの応答を確かめます。 ●スペック ・1/4インチモノラルインプット/アウトプット・ジャック ・2.1mm センターマイナスDCコネクター ・11.9×9.6cm筐体 ・トゥルーバイパス ・インプットインピーダンス:1MΩ ・アウトプットインピーダンス;2kΩ ・電源:9~9.6VDCセンターマイナス(電池はお使いになれません。) ・消費電流:40mA 種類:コーラス、ヴィブラート アダプター:9Vセンターマイナス 電池駆動:- コントロール:RATE、DAMP、DEPTH、LPG、MIX、VOL  

〜お問い合わせ〜

株式会社 LEP INTERNATIONAL email:info@lep-international.jp URL:http://www.lep-international.jp/
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