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【推しGEAR】ハイブリッドグランドピアノ!?時間を気にせず練習できる消音ユニット "Piano Silencer System GENIO Classic α"

2022.02.08

お客さまの自慢の楽器を見せていただく企画【推しGEAR】。今回自慢の「推しGEAR」を紹介していただくのは、目黒不動前店スタッフAさん。

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Q.どんな機材ですか?

A. 今回紹介するのは生ピアノに取り付ける消音ユニット"Piano Silencer System GENIO Classic α"です。

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Q.この機材の押しポイントは?

  1. まずは時間を気にせず練習できるところです。防音設備のない住居の場合、音出しできる時間帯が決まっていたりします。そのためアコースティックピアノとは別に電子ピアノを購入される方もいますが、スペースも取るため取り付け型の消音ユニットを選択しました。

  また、音色もイタリアのピアノ、ファツィオリのサンプリングで煌びやかな音なのも選んだポイントです。MIDIキーボードとして使うこともでき、専用のアダプターをつなげることによって、MIDIの出力にも対応しています。PCに繋ぐことで、DAWでの打ち込みや楽譜作成ソフトで作•編曲に役立っています。

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Q.取り付け方法は?

A.基本的に専門の業者さんに取り付けてもらいます。YAMAHA C5 のグランドピアノに取り付けましたが、工程としては鍵盤の下に超薄型の非接触キーセンサーと、ハンマーが弦を叩かないギリギリのところで止める為のバーの設置をしました。約3〜4時間ほどで作業は終わりました。

Q.消音ユニットってどうなっているの?

  1. 鍵盤からハンマーへの動きはそのままに、弦を叩く直前でハンマーを止めることによって通常の音を鳴らなくします。そして鍵盤を弾いた強弱をセンサーが感知し、サンプリングされた音が鳴る仕組みです。端的にいうと電子ピアノ化しています。

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▲このボタンを押すことによってバーが回転し、通常時と消音時を切り替えることができます。

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▲消音モードオフ時

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▲消音モードオン時

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▲センサーは鍵盤下の空いているスペースに収まります

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▲ペダルにもそれぞれ装置が付いていて、ペダリングも余すことなく表現してくれます

Q. 最後に一言!

  1. 消音システム自体は20年以上前からありますが、このユニットとは異なり接触型のセンサーで、若干のタッチの変化がありました。年々技術が上がっていますが、目的と用途がはっきりしているために拡張性がありません。今後、電子楽器としてのポテンシャルを発揮できるようなユニットの開発を期待しています。


サウンドスタジオノア 目黒不動前店

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